サーモクラフトtc500は寒い秋冬を暖かく過ごすためのアイテムです。寒さ対策をしっかりと行っても寒い、秋冬になるとすぐに風邪をひく、といった人は試してみる価値ありです。ここではサーモクラフトtc500の特徴、おすすめしたい人、快適に使用するためのコツなどについて説明しています。
防寒着だけでは体感できない暖かさを味わってください。
サーモクラフトtc500の特徴とは
バートルのサーモクラフトtc500は、寒い季節を快適に過ごすために開発されました。エアークラフトバッテリー対応の秋冬用の電熱パッドで、対応した防寒着とセットで使うことで身体全体を温めることができます。長さは45.5cmもありますが、重量は100gと軽量です。
そのため防寒着と一緒に使用しても、重さをあまり感じません。形状は背中にフィットするので、違和感を覚えることはないでしょう。背中に異物感がある、ゴワゴワするなどの不快感はなく、ずっと快適に使用できます。発熱は最大56度と体温を大きく上回るので、しっかりと温めることができます。
背中を広範囲に温めることで熱が身体全体に伝わっていき、全身がポカポカになるでしょう。サーモクラフトtc500の使用における注意点は、3アイテムが必要になることです。サーモクラフトtc500の本体に加えて対応防寒着、そして対応バッテリーを用意してください。
防寒着であればなんでもよいわけではなく、バートルの対応防寒着に限定されています。対応防寒着にはサーモクラフト対応との記載があるのでわかりやすいです。バッテリーはAC300バッテリーのみ対応しています。サーモクラフトtc500のセット内容は電熱パッド、取扱説明書、保証書です。
対応防寒着と対応バッテリーは別売りです。
合わせて読む：発売日に手に入れたい！サーモクラフトや防寒着などバートルの人気商品を紹介
設定温度と稼働時間はボルト数で変わる
設定温度はエアークラフトのボルト数によって変わります。
17Vは56度、12Vは51度、9Vは40度、6Vは35度です。使用する温度環境や身体の状況などを考慮して温度設定ができるので便利です。
設定温度は周辺環境や着用条件などによって変化します。例えば防寒着に隙間風が侵入している、室外の温度が著しく低い、といった状況では設定温度に達しないケースがあります。稼働時間もボルト数によって変わり、17Vは1時間+約3時間、12Vは約4.5時間、9Vは約8時間、6Vは約15時間です。
17Vで使用している場合は1時間後に12Vに切り替わり、これにより温めすぎを防げます。
外仕事をする人におすすめ
サーモクラフトtc500は背中を温めるのに特化しています。寒さによる身体のこわばりが気になる、背中の筋肉が硬くなっている、といった人に適しています。男女を問わずに使用でき、特に外仕事をする人、ウィンタースポーツを楽しむ人、冬釣りをする人などにおすすめです。
サーモクラフトtc500は背骨に沿って温めるので、筋肉が柔軟になって本来の伸縮性を取り戻せるでしょう。それにより背中がピンと伸びるので、正しい姿勢を維持することにもつながります。寒いときは背中が丸まりやすく、それが姿勢の乱れを招くことがあります。
悪姿勢が長期的に続くと慢性的な猫背になり、もとに戻すのが困難になるケースがあるので注意が必要です。また背中が丸くなると腹部を圧迫させる要因となり、息苦しさを感じるという人もいます。背中をピンと伸ばすことは、姿勢維持に加えて健康増進にも直結するのです。
特に外仕事をする人は身体が冷えやすく、慢性的な冷え性や低体温になるリスクが高いので注意してください。身体が冷えると免疫力が低下し、自律神経のバランスが崩れたり、病気の発症率を高めたりします。サーモクラフトtc500を使用すれば背中はもちろん全身にも温熱が及ぶので、寒い季節も健康な毎日を送ることができるでしょう。
使い捨てカイロより使用感がよい
熱は広範囲に広がる性質があり、例えば足浴をすれば足から上も温かくなります。足浴をしてから体温計測をすると、平熱よりも1度以上もアップしていたという人もいるほどです。サーモクラフトtc500は足ではなく背中を温めるアイテムですが、背中からお腹、そして全身へと熱が伝わっていきます。
男性よりも筋肉量の少ない女性、子どもなども使用できるので、家族全員でポカポカ生活を実現できるでしょう。サーモクラフトtc500の使用感は超大型の使い捨てカイロを貼っている状態に近いですが、カイロの成分のように時間の経過により固まることはありません。
ゴワゴワした異物感はないので非常に快適です。
サーモクラフトには新型と旧型がある
サーモクラフトには2021年に登場した旧型のサーモクラフトtc250もあります。新型のtc500との違いは上限温度がやや低く、稼働時間も短いことです。重量は新型より10g軽い90gですが、体感的に大きな差はないでしょう。
サイズに関してはまったく同じなので、旧型から新型に乗り換えするときに違和感を覚えることはありません。なお旧型の対応バッテリーはAC260で、こちらは新型の対応バッテリーであるAC300との互換性はないです。
そのため旧型と新型を併用する人は、対応バッテリーを間違えないように注意する必要があります。
耐久性と速乾性に富んだポリエステルがメイン素材
サーモクラフトtc500のメイン素材はポリエステル100％です。耐久性があるので繊維同士が触れ合って切れてしまうリスクが低いです。
型崩れしにくいので繰り返し、長期的に使用できるのは大きなメリットでしょう。毎日防寒着を着用する、着用した状態で激しく動きまわる、といった使用状況でも優れた耐久性を発揮してくれます。シワが発生しにくい特徴もあるため、活発に動きまわるお子さんにも最適です。
さらに速乾性もあるので汗を衣服に溜め込まず、素早く逃がすことができます。(詳細 > 空調 服 暖房 > ユニフォームタウン)
寒い季節に汗をかいて、その汗が冷えると風邪をひく原因になります。例えばジョギングをしているときは暑くても、走るのをやめたら急激に身体が冷えてくるでしょう。ポリエステルをメイン素材とするサーモクラフトtc500なら、汗による冷えに加えてべたつきも抑えられます。
汗が身体にまとわりつく不快感がなく、常にサラサラした状態で使用できるでしょう。
一方でポリエステルは静電気が発生しやすい、毛玉になりやすいなどの欠点があるので、メンテナンスはしっかりと行ってください。
防寒着だけでは実現できない温かさを
対応防寒着とセットで利用するサーモクラフトtc500は、設定温度を調整できるので自分好みの温度で使用できます。背中を広範囲に温めるので、寒い秋冬に外で活動することが多い人に最適でしょう。メイン素材はポリエステル100％で、丈夫でシワができにくいだけでなく、サラサラとした使用感を維持できます。
サーモクラフトtc500の使用においては、旧型のtc250のバッテリーとは互換性がない点に注意してください。